男性にも更年期障害はあり、放置しているとED、糖尿病などの危険があります。対策・解消法や症状、原因などをご紹介します。

男性更年期障害とは

男性更年期障害とは

更年期障害というと女性のものと思われがちですが、実は男性でも起こりえる症状です。症状が女性ほどはっきりしていないため、ただの不調と誤解してしまいがちですが、やる気がでない、イライラする、憂鬱、寝つきが悪いなどの症状があれば、それは男性の更年期障害かもしれません。思い当たる部分があれば注意が必要です。また、最近は「若年性更年期障害」というものもあり、若い男性でも症状があらわれるケースも増えていますので、若い男性でも油断はできません。

男性更年期障害は、「LOH症候群(エル・オー・エイチ症候群)」や「加齢男性性腺機能低下症候群(PADAM(partial androgen deficiency of the aging male))」とも呼ばれます。

参考:LOH症候群とは(wikipedia)

男性更年期障害が疑われる場合の対策、解消方法をご紹介します。更年期障害は悪化してしまうとうつ病、ED、糖尿病などになってしまう危険もあります。手遅れになってしまう前に、気になる症状があったら早めに対策をとるようにしましょう。対策だけでなく、症状、原因などもご紹介します。

男性更年期障害の対策・解消法

男性更年期障害の対策・解消法はいくつかあります。どれが合っているかは人によって異なりますので、ご自分に合っている方法を探してみましょう。効果があるとされている方法をご紹介します。

ホルモン補充療法

男性更年期障害は病院でも治療をする事が可能です。病院で治療する場合、ホルモン補充療法が主流です。方法は、主に下記の3つになっています。

内服薬

ホルモンは、内服薬を利用する事で補充する事が可能です。男性ホルモンを補充する事で、男性更年期障害の症状を緩和させる事ができるとされています。

不眠症などの睡眠障害の改善、勃起力のアップや精子量の増加、筋肉増強、うつ状態の改善、脂肪を燃焼しやすくするなど、非常に様々な効果があります。服用すると若々しい男性でいる事も期待できます。

男性のホルモン補充剤はいくつかありますが、アンドリオールなどが有名です。従来のホルモン補充剤は肝機能を低下させる懸念がありましたが、アンドリオールはその点も解消され、副作用も少ないため、安心して利用する事ができます。

病院での処方が必要なお薬ですが、通販を利用すれば病院に行かずに安いジェネリックも簡単に購入する事ができます。

ジェルやクリーム

精力増強、筋肉増強、体毛増加など、外面的な部分で改善したい方は、ジェルやクリームなどもオススメです。気になる箇所に塗るだけで男性ホルモンを活発にさせてくれ、内服薬に比べるとさらに副作用が少ないため、安心して利用する事ができます。性器に塗れば、EDの改善なども期待できます。

ジェルやクリームタイプのホルモン補充剤も多くの種類がありますが、セルノスジェル、テストステロン補充ジェルなどが人気になっています。これらのお薬も、通販を利用すれば簡単に購入する事ができます。

注射

注射でホルモンを補充する方法もあります。この場合は通院が必要になり、適応されるのもある程度条件があります。基本的には40歳以上で、重篤な基礎疾患を持っていない方、さらに男性更年期障害の症状があり、血中の遊離テストステロンが基準値より低い方が対象となります。

通院は2~3週間に1回で、費用は変動が大きいのですが、1回につき3000円程度となります。効果が認められれば、治療が継続されます。中断してしまっては効果がなくなってしまうため、継続して通院できる事が条件となるでしょう。

サプリメント

病気などによってお薬を利用できない方や、症状がそれほどひどくない方、副作用が心配な方にはサプリメントもオススメです。

精力増強や滋養強壮に役立つ「マカ」、性機能の向上に役立つ「ZINC」、男性ホルモンを活性化に役立つ「ホーニーゴートウィード」などが人気になっています。

サプリメントは即効性はありませんし、個人差もありますが、長く服用を続ける事で、根本から健康になる事が期待できます。安全性の高いものを利用したい方はサプリメントも検討してみましょう。

漢方薬

男性更年期障害の症状は多岐に渡るため、場合によっては複数のお薬が必要になる場合があります。体質から改善するには、漢方薬を利用する方が早く改善できるケースもあります。

漢方薬は、原因がはっきりせず、複数の症状がある方には特に有効です。人間が本来持っている自然治癒力を高める効果があるため、体全体から健康に導いてくれることを期待できます。

男性更年期障害に効果があるとされている漢方薬はいくつかありますが、「八味地黄丸(はちみじおうがん)」、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」、「六味丸(ろくみがん)」、「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」、「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」などが有名です。

漢方薬は基本的に医師の処方がなければ購入できませんが、最近は通販で購入する事も可能です。性欲増加、滋養強壮効果、ED、改善効果のある「アシュワガンダ印薬煎」や、亜鉛、鉄分、カルシウム、マグネシウムなど多数の栄養やミネラルを含み、健康に導いてくれる「シラジット印薬煎」などが人気になっています。

漢方薬は、医薬品以上にどれが合うかは個人差があるものです。色々と試してみて、ご自分に合っているものを探してみましょう。

生活習慣の改善

男性更年期障害は、日常の生活習慣も大きく関係します。生活習慣を改善することである程度症状を緩和させる事も可能ですし、乱れた生活習慣では症状が悪化してしまう事もあります。基本的には、規則正しい生活習慣を送る事が理想ですが、食事、睡眠、運動、ストレス、飲酒や喫煙などについて解説します。

食事

男性更年期障害で気をつけたいことは「肥満」です。肥満になってしまうと男性ホルモンのテストステロンの減少に拍車をかけてしまいます。特に中年以降は代謝も落ちてしまい、若い頃と同じような感覚で食べているとどんどん肥満になってしまい、更年期障害の症状が悪化してしまいます。

最も注意すべき事は、腹八分目を意識し、食べ過ぎない事です。また、できるだけ野菜中心の食生活にし、脂質が多いものは控えるようにしましょう。

男性ホルモンのテストステロンを増やすとされている食べ物は、にんにく、玉ねぎ、長ねぎなどがあげられます。特に玉ねぎは、1日に2分の1を食べると更年期障害の予防になるとされています。

それ以外ですと、タンパク質は亜鉛を含んだたまご、牡蠣、牛肉、鶏肉、大豆製品、レバー、ナッツや、ホルモンのバランスを整えるブロッコリーやキャベツもオススメです。

また、オクラ、山芋、なめこなど、いわゆる「ネバネバ食品」は、男性ホルモンと似た作用があるとされています。予防のために是非取り入れてみましょう。

さらにできるだけ規則正しく1日3食食べる、早食いは肥満につながるのでゆっくりと食べる、できるだけ偏らずにバランスよく摂取する、などの工夫も必要です。体は食べたものによって作られていると考え、歳を重ねていくほどに注意するようにしましょう。

睡眠

睡眠

男性ホルモンのテストステロンは睡眠時間に分泌されます。そのため、睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪かったりするとその分テストステロンが分泌されなくなってしまい、男性更年期障害となってしまう危険があります。つまり、睡眠は男性らしさを保つ意味でも、更年期障害を予防する意味でも非常に大切なのです。

また、男性更年期障害のひとつに睡眠障害もあげられますので、更年期障害が悪化してしまうと、睡眠障害も悪化してしまう危険があります。

ところが、年齢を重ねると、熟睡できない、朝早く起きてしまう、寝つけないなど、睡眠に関する様々な問題が生じてくるケースが多くあります。眠りが浅いなどは自覚ができない場合もあるため、知らずのうちに睡眠不足となってしまっていることも少なくありません。

不眠症や睡眠障害を解消する方法は様々ありますが、できるだけ毎日同じ時間に眠って起床する事が大切です。それ以外にも朝起きたら朝日を浴びる、朝食をとる、眠る前にブルーライトを見ない、夕食は軽めにして早めにとるようにする、ストレスをためない、など様々な方法があります。

ただし、働き盛りの世代の男性では、これら全てを守るのは難しい方も多いでしょう。ご自分の努力だけではどうにもならない場合は、睡眠薬などを利用するのもひとつの方法です。

最近の睡眠薬は即効性があるものが多く、服用して15~20分程度で熟睡する事ができます。副作用や依存、耐性なども低く、安全なものが多いため、正しく服用すれば危険な事はほとんどありません。長期的に服用する場合は危険な場合もありますが、一時的な改善方法として睡眠薬を利用するのは非常に有効と言えます。

睡眠薬は薬局で販売されているドリエルなどよりも病院で処方される睡眠薬の方が効果が高いためオススメです。睡眠薬も通販を利用すれば、病院に行かずに簡単に購入する事が出来ます。

運動

脂質が多いと男性ホルモンのテストステロンが分泌されにくくなってしまい、更年期障害になってしまうリスクがあります。適度な運動をする事は、更年期障害の対策として大切です。

筋トレをするとテストステロンが分泌されると言われています。できるだけ短時間でハードなトレーニングをする事が望ましいと言われています。マラソンなど長時間のトレーニングは、テストステロンの分泌という観点では逆効果になってしまう危険もあります。

スクワット、デッドリフト、デベンチプレスなどはテストステロンを分泌させるためには最適なトレーニングになります。ただし運動が苦手な方には普段運動をしていない方にはハードな運動であるため、続けるのが困難な場合が多いという欠点があります。また、正しいフォームで行わなくては効果がないどころか、体を痛めてしまう場合もありますのでできれば専門家に指導してもらうのがいいとされています。

運動に不慣れな方にオススメなのが有酸素運動です。軽いジョギングやウォーキング、水泳など、負担にならない程度の運動を、できるだけ継続的に続けてみましょう。適度な運動はストレス解消にもよく、また、疲労がある事によってぐっすり眠れるようになります。

非常にメリットの多い運動ですが、無理のない範囲で、継続して行う事が大切です。まずはラジオ体操などからでもいいので始めてみましょう。

ストレス

男性は中年以降になると、お仕事や家庭や子育て、経済的な問題、老後の事など、非常に多くの悩みが発生してきます。さらに仕事では責任のある立場になる事が多く、うつ病になってしまう方も少なくありません。40代以降の男性は、「ミドルエイジクライシス(中年期危機)」とも呼ばれていて、ストレスが全くない方を探す方が困難でしょう。

男性更年期障害はメンタルの病気とも言われるほど、ストレスと大きな関係があります。現代社会においてストレスをゼロにする事は難しいでしょうが、できるだけご自分のストレス解消法を見つけ、なるべくストレスをためないように上手に付き合っていきましょう。ご自分が楽しめる趣味や好きな事を見つけるのも大切です。

飲酒や喫煙

飲酒や喫煙

お酒は適量であれば、ストレス解消にもなるため、大きな問題はありません。ただし、注意したい点は、お酒の飲み過ぎは肥満につながるという事です。前述した通り、肥満はテストステロンが分泌されにくくなってしまいます。そのため、ストレス解消のためにお酒を飲む事はむしろプラスになる場合もありますが、お酒の飲み過ぎで肥満にならないように注意が必要です。休肝日を設け、飲みすぎないようにしましょう。

一方、飲酒と同じ嗜好品としてあげられるタバコですが、タバコは百害あって一利なしですのですぐにでもやめるべきです。喫煙するとテストステロンが分泌されにくくなり、老化を促進させてしまいます。喫煙はEDの原因になる事は有名ですが、男性機能の面でもデメリットしかないのが喫煙なのです。

また、ご自分では吸わなくても会社やご家庭などで副流煙を吸う機会が多い方も注意が必要です。副流煙にも同じくらいの有毒性があり、他人のせいで更年期障害が悪化してしまう危険もあります。日常生活で副流煙は極力避ける、完全分煙に協力してもらうなどが必要で、もちろん、可能であれば禁煙してもらうようにしましょう。

カウンセリング

ストレスなど、心理的な要因が大きい場合、カウンセリングが用いられる場合もあります。ほとんどの場合はお薬と並行しての治療になりますが、専門医に相談する事でストレスが緩和され、症状が大幅に改善されたという例もあります。ただし、ある程度長期的な治療が必要になります。ストレスが大きく、その部分を根本的に改善したい方にはオススメの治療方法です。

ただし、効果があらわれるかどうかは個人差もあり、医師との相性なども大切になります。費用も病院によって異なりますので、事前の調査が必要です。

男性更年期障害の症状

男性更年期障害の症状

男性更年期障害は、ほとんどの方が40~60代で発症します。ただし、最近は30代など若いうちから発症する場合もあるので注意が必要です。男性更年期障害は症状も多岐にわたり、他の病気と勘違いされたり、「ちょっと疲れているだけ」、「歳をとったから」、「調子が悪いだけ」と軽視してしまいがちな傾向があります。

ホルモンバランスの崩れによって自律神経が乱れてしまうため、更年期障害は自律神経失調症と非常によく似ているとされています。専門医でもどちらか判断が難しい場合も多いのですが、一般的には、自律神経失調症は更年期障害の症状のひとつであるとされています。

自律神経とは、交感神経と副交感神経のことです。交感神経は「緊張・集中」の状態に活発になり、副交感神経は「リラックス・休養」の状態のときに活発になります。本来であればこのふたつはバランスがとれるようになっているのですが、テストステロンの低下や、多忙やストレス過多でうまく休む事ができなくなってしまうと、自律神経失調症となってしまいます。

少しでも気になる症状がある場合は、早めに対処しましょう。男性の更年期障害の症状は、大きく分けると、肉体的な症状、精神的な症状、性機能的な症状の3つに分類されます。

肉体的な症状

更年期障害で最もあらわれやすいのは肉体的な症状です。これは加齢と勘違いされる事も多く、実際に加齢が原因である事もあるため診断が難しく、非常に厄介です。年齢を重ねると肉体が衰えてきてしまったり無理ができなくなるのは自然の摂理として当然ではありますが、同世代の男性と比べて衰えを感じる方は注意が必要です。

だるさ・疲労

更年期にさしかかると、若い頃のような体力がなくなってしまうのは当然の事です。ただし、急激な衰えを感じるようでしたら注意が必要です。更年期の男性が疲れやすく、だるくなりやすい理由は大きく分けてふたつとされています。

一つ目は、更年期障害の様々な症状によって寝つきが悪くなったり眠りが浅くなってしまっている事です。睡眠の質が低下してしまっている事によって疲れがとれにくくなってしまっています。

二つ目は、筋肉量の低下です。筋肉が減ってしまうと、疲れやすくなってしまいます。テストステロンは筋肉を増強する役割がありますが、テストステロンが減ってしまうことにより、筋肉がつきにくくなってしまうため、疲れやすくなってしまうのです。

不眠症(睡眠障害)

年齢を重ねると、なかなか寝付けない、あるいは途中で目が覚めてしまったり早朝に目が覚めてしまう、などの症状があらわれ、しっかりとした睡眠をとれない方が増えてきます。睡眠に障害が起こってしまっている状態を、総じて「睡眠障害」と呼びます。

睡眠障害が起こる原因は様々ありますが、ストレスなどで寝付けなくなってしまっている、自律神経の乱れによって眠れなくなってしまっている、というケースがほとんどです。睡眠の質が低下してしまうと、ストレス、頭痛、肥満、疲労、うつ、EDなど様々な症状を併発してしまう危険があります。睡眠に問題を抱えている方は、まずは睡眠から改善するようにしましょう。

肥満(メタボリックシンドローム)

肥満(メタボリックシンドローム)

年齢を重ねると太りにくくなってしまう、運動しても痩せにくくなった、というのは、男性女性ともに起こやすくなります。その原因は様々ですが、大きな原因は「基礎代謝の低下」です。基礎代謝が低下してしまうのはよく言われることですが、実はこれは、主に2つの理由があります。

一つは、テストステロンの減少による筋肉量の減少によって起こる基礎代謝の低下、もう一つは、運動不足による筋肉量の減少によって起こる基礎代謝の低下です。

基礎代謝とは、体温や呼吸を調整するのに消費するエネルギー量の事です。更年期に入ると、基礎代謝が低くなってしまうため、若い頃と同じような生活をしていると脂肪がどんどん蓄積されていってしまうのです。

動悸

更年期になると、心臓がバクバクする、胸が痛いなど動悸の症状があらわれる方が増えてきます。自律神経は、心臓の脈拍を調整する役割も担っていますが、男性ホルモンが減少する事によってうまく調整できなくなってしまい、動悸などが起こってしまいます。悪化すると心筋梗塞などになってしまう場合もあるため、注意が必要です。

ほてり・のぼせ

ほてり、のぼせ、発汗などが更年期の症状としてあらわれる方も増えてきます。上半身は熱いのに下半身は冷たい、手足だけ冷たい、など、体内で体温差がある「冷えのぼせ」などの場合もあります。

自律神経は発汗のコントールも担っていますが、自律神経が乱れてしまう事で体温をうまく調整できなくなってしまうのです。それによって集中力の低下など、他の症状を併発してしまう危険もあります。

吐き気

疲れがたまり、ストレスがたまると食欲がなくなり、食事自体に吐き気を伴ってしまう場合があります。症状がひどい場合には摂食障害などの危険もあります。

耳鳴り・めまい

めまいにはいくつか種類がありますが、更年期障害の場合は、体がふわふわする「浮動性めまい」が多いと言われています。男性ホルモンが減少すると脳の視床下部が混乱し、自律神経が乱れてしまうために起こると言われています。

また、疲れやストレスから耳鳴やめまいが起こる場合もあります。体力・筋力の衰えも原因のひとつと考えられています。

精神的な症状

精神的な症状

更年期になると、様々な精神的な症状もあらわれてきます。年代的にもプレッシャーやストレス、悩みが増えてしまうため、判断が難しいのが特徴です。肉体的な症状のように目に見える変化は少ないため放置してしまいがちですが、放置すると本格的なうつ病に発展してしまう危険があります。兆候を感じたら、早めに対処しましょう。

うつ病・うつ状態

男性ホルモンのテストステロンには、競争心や闘争心を司る役割があります。テストステロンの分泌が減ってしまうと、やる気を失い、うつ状態、うつ病になってしまう可能性が出てきます。また、この年代になると様々なストレスや悩みなどが増えてきます。それらもうつ病や憂鬱になりやすいことに関係しているとされています。

苛立ち

自律神経が乱れてしまうと、休みたい時間にしっかりと休む事ができません。そのストレスのため、感情的になってしまったりすぐにイライラしてしまうという状態になってしまいます。

性機能的な症状

更年期になると、性機能の面でも様々な症状が出てきてしまいます。「歳だから仕方ない」と諦めている方も多いかもしれませんが、高齢でも若い頃とほとんど変わらないという方もいらっしゃいます。芸能人の男性が50代などで子宝に恵まれたというニュースもたびたび耳にします。男性ホルモンが減少してしまうので若い頃と全く同じとはいかないかもしれませんが、年齢だけで諦めてしまうのはもったいない事なのです。

ED(勃起不全)・早漏

中年の男性にとって、大きなお悩みはED(勃起不全)中折れでしょう。ほとんどの方が悩みを抱えているとされています。EDの原因は非常に多くありますが、その最も多い原因のひとつが加齢です。テストステロンが低下すると、動脈硬化が進行します。そのため、EDを発症してしまう方が増えているのです。逆に、中年以降でも健康的な男性であればEDは発症しにくいと言えます。

また、EDを発症すると4人に1人が早漏も併発すると言われています。早漏というと若い男性というイメージが強い方が多いかもしれませんが、中高年の男性こそ注意が必要なのです。EDや早漏になってしまうと男性としてのプライドが失われ、うつ病に発展してしまう方も少なくありません。さらに、朝だちの頻度が減ったなども更年期障害のひとつとして多くあげられます。

EDの改善方法は様々ありますが、シアリスなどのED治療薬を利用する事が最も一般的です。1錠服用するだけで若い頃のような硬さを最後まで維持する事ができます。

個人輸入代行通販を利用すれば病院に行かずに秘密で購入する事が可能です。シアリスジェネリックなども販売されているため、病院処方の80%オフ程度の価格で安く購入する事もできます。また、EDと早漏の両方を改善してくれるタダポックスなども人気になっています。EDは、放置していると悪化してしまいますので、早めに治療しましょう。

性欲減退

男性ホルモンであるテストステロンが減少してしまうため、性欲そのものが減退してしまうという方も少なくありません。男性ホルモンにはドーパミンという興奮作用のある伝達物質を増やす働きもあります。そのため、性的欲求が起きなかったり、セックスを楽しめなくなってしまいます。また、ご結婚している方はマンネリや「妻を女として見れなくなった」などの原因も考えられます。若い頃に比べて、極端に性欲がなくなっている場合は注意が必要です。

男性更年期障害の原因

男性更年期障害になる主な原因は、男性ホルモンのテストステロンの減少です。男性も女性もホルモンバランスが崩れてしまった事によって、心身に様々な不調が起こってしまいます。これは年齢とともに誰しもなってしまうものですので、避けようがありません。

ただし、中年になっても男性更年期障害の症状がほとんどあらわれない方もいらっしゃいます。この事から、男性更年期障害が起こる原因は、テストステロン以外も関係しているとされています。テストステロンの減少以外に男性更年期障害の原因になるとされているものは、大きくわけて下記のものになります。

運動不足

テストステロンの分泌を増やすには、運動する事が最も効果的だとされています。つまり、日頃から運動する習慣がない男性は、運動する習慣のない男性に比べてテストステロンの分泌が少なく、更年期障害になりやすいと言われています。

肥満

「BMI」は健康診断でもよく目にする数値ですが、BMIが25以上だと肥満と診断されます。BMIが30以上の方はテストステロンの減少が見られ、40以上の方は大幅に減少しているケースが多いとされています。肥満は運動不足とも大きく関係しますが、肥満になってしまうと糖尿病などの危険もあるため、定期的な運動を心がけるようにする事が大切です。

喫煙

タバコは百害あって一利なしですが、それは更年期障害にも言えます。喫煙によりテストステロンが分泌されにくくなり、更年期障害の原因となってしまいます。喫煙の習慣がある方は、すぐにでもやめるべきです。

一方、副流煙も同じくらい悪影響があると言われています。ご自身が吸わなくてもご家庭や会社などに吸う方がいて、副流円を吸う機会が多い方は、タバコを吸うのと同じくらい害があります。分煙をお願いするか一緒にいる時間は量を減らしてもらうなど協力を仰ぎましょう。もちろん、禁煙してもらえるのであれば、それに越した事はありません。

ストレス

ストレスは自律神経のバランスを崩してしまうため、更年期障害の原因のひとつとして最も多いとされています。特に仕事や家庭など、様々なストレス、悩みやプラッシャーを抱える年代でもあるため、注意が必要です。

睡眠不足

睡眠不足になってしまうと、ホルモンがうまく分泌されなくなってしまいます。睡眠不足が続いたり、睡眠の質が悪かったりするとテストステロンが分泌されにくくなってしまいます。

更年期障害が原因で睡眠不足になってしまう事もありますが、逆に睡眠不足が原因で更年期障害となってしまうケースもありますので注意が必要です。

男性更年期障害になりやすい方の特徴

男性更年期障害になりやすい方の特徴

男性更年期障害は、すべての男性にあらわれるわけではありません。また、人によって程度が異なります。一概には言えませんが、下記のような方は更年期障害になりやすいと言われています。当てはまる方は特に注意が必要です。

真面目で几帳面な方

更年期障害の大きな原因のひとつにストレスが挙げられます。この事から、真面目で几帳面、責任感がある方は更年期障害になりやすいとされています。また、以前はできていた事が思うようにできなくなってしまい、自分を責めてしまう面などもあり、それがよけいストレスやプレッシャーになってしまいます。

管理職の方

管理職の方も、ストレスが多いため、更年期障害になりやすいと言われています。特に、いわゆる「中間管理職」の方は、上からの指示と下への教育や指導などによって板挟み状態になってしまい、それがストレスになってしまう場合が多くあります。できるだけストレスをためないように気をつけ、自分なりのストレス解消法を見つけておくようにしましょう。

元々男性ホルモンの分泌が多かった方

元々男性ホルモンの分泌が多かった方は、更年期になって分泌が少なくなると、その反動で症状があらわれやすい傾向にあります。もともと男性らしかった方、髭や体毛が濃かった方、攻撃的な方、頑張り屋で負けず嫌いな方など、男性らしさが強かった方は気をつけるようにしましょう。ただし、症状がでやすい分、診断は比較的しやすいというメリットもあります。

生活習慣が乱れてしまいがちな方

上述したように、更年期障害は生活習慣が大きく関係します。不規則な生活習慣を送っている方は、更年期障害になりやすいと言えます。移動はすべて車の方やデスクワークの方など、運動する習慣のない方、若い頃に比べて運動量が急激に減った方、睡眠不足の方、食生活が偏っている方、タバコを吸う方などは、少しずつでも改善するように努力しましょう。

更年期障害は早めに改善を(まとめ)

男性の更年期障害は女性の更年期障害ほどはっきりした症状があるわけではないため、「歳だから仕方ない」「ちょっと不調なだけ」と軽く考えてしまいがちです。ですが放置するとうつ病、糖尿病、EDなどに発展してしまうため、気になる部分があれば早めに対処する必要があります。

最近はホルモン補充剤やサプリメントなども多く、特に気になる症状がある場合はその症状を抑えるだけでかなり緩和されます。男性更年期障害は自律神経とも大きく関係するため、何かひとつが改善されれば、他の部分も連鎖的に改善する事も期待できます。すべての男性が年齢によって枯れてしまうわけではありません。

いつまでも心も体も若々しい男性でいるために、ご自分に合っている方法で改善しましょう。早めに対処すればいくつになっても男性として楽しむ事が可能で、有意義な人生を送る事が期待できます。